大阪市内最古の橋
大阪市内最古の橋
「本町橋」
「本町橋」
大阪は昔から「なにわ八百八橋」と呼ばれるほど、橋がたくさんあるところなんだよね。今もたくさん川が流れていて、この川と橋のお陰で大阪が「天下の台所」と呼ばれるほどに発展したんだ。現在でも、大阪市内だけで約880基の橋があるそうだよ。さすが!水都大阪だよね。
その中でも大阪市で現役で利用されている最古の橋はどこか知ってるかな。実は、東横堀川に掛かる「本町橋」なんだ。今月はその最古の橋を紹介するね。
御堂筋から本町通を東に進むと高速の下に橋があるんだけど、これこそが本町橋なんだ。最初に架けられたのは、豊臣秀吉が大阪城を築城した頃なんだって。その後、何度か架け替えられ、1913年に本町通が市電道路として拡張されることにあわせて今の橋が架けられたそうだよ。それから100年以上利用され続けているんだ。すごいよね。
最近は、市内を流れる川を観光船でクルージングするのが人気なんだって。水都大阪を満喫しながら市内に架かる橋を正面から眺めることもできるんだよ。大阪市内最古の橋と他の橋を見比べてみるのも楽しいかもね。ぜひ、体験してみてね。
南御堂新聞2019年9月号掲載